みなさんのお宅では食事は手作りですか?ドッグフードですか? 我が家は両方です。手作り食中心ですが、実家に帰るときにはドライフードを持って帰ったり、それからうっかり食材を切らしているときにもフードを使います。お試しサイズ程度の量で1ヶ月使い切る感じです。
先代の犬たちはみんな手作り食で、とても健康な状態で長生きでしたので、やはり手作りに勝るものはないのかな?とも思いますが、
人の口に入るものですら安心の出来ない現状ですのでまったく悩みは尽きません。
かといってドッグフードは不透明な部分も多い上に規制も甘く、フードの原料となっている食材を、広告に使用されている写真では見ることは出来ても(イメージ写真であることも多いですし)実際に見ることが出来るものは少ないですのでさらに心配なことには変わりありません。
完璧な栄養バランスをうたい完全密封されてはいても、しょせんは加工されたものであり、長期の保存がきくものを、わたし個人はどうしても、完全に信じることも出来ません。また生命力を感じません。
「犬の体のことを考えるとドッグフード以外は与えないほうがいい」という話をしているのを耳にすることもありますが、本当にそうでしょうか?
「愛犬の体を本当に思うならこのフード以外にはオヤツも与えないで下さい」というメーカーもみかけますが非常に疑問を感じます。
(実物を取り寄せてみて粒の中からプラスチック片の異物混入発見したり(違うロットの商品で数回)、内容の表記が日本語と原産国のものとで違っていたり、かなり不信感をもったこともあります。)
愛犬の健康と幸せをうたい文句にした、大きな会社の扱っている商品でも、こちらで不良発見の際にそのありえない言い訳に非常に驚かされたこともしばしばあります。なにも知らない人にはそれで押し通してしまうつもりだったのでしょうか。そんなこともあり、やはりある程度の勉強は飼い主として必要なことだったと実感しています。
ペットの食事についてはインターネットだけでも数限りない情報がありますが、フードメーカーなどで他社の批判をしながら「これが絶対にいい」とか「これは絶対にダメ」とか「これじゃなくちゃいけない」とかそういったものについては、頷ける部分があったとしてもかなりひいた気持ちになってしまいます。
わたしなりに調べたり、考えたりした内容ですのでこのページに記載したものについては(仮に文中に特定のメーカー名とわかる記載があったとしても)一切、押しつけがましい宣伝でも、また逆に営業を妨害しようとするものでもありませんのでご了承下さい。
基本的には栄養のバランスのよい、新鮮で安全な食材で作った手作り食に勝るものはないと思っています。
獣医師にこういわれた・自然食やさんにこういわれた・フードメーカーにこういわれた どれもこれも過信せず、常にいろいろな方面から疑問を持ってみつめたほうがいいと思います。
獣医師だって食事に関して意見はバラバラです。
食事のことはお友達のよっぴさんがとっても良く勉強されていて、「ある日のゴハン」なんてわたしもいただきたいくらいです。
よっぴさんのサイトはこちらです。 |
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【市販のドッグフード】
***ラベルの読み方***
Typical or Guaranteed Analysys(成分表示欄)
ここではたんぱく質と脂肪分の最低値、そしてファイバーと水分の最高値が記されてあるべきです。
フードの品質についてはあまり触れられていない場合が多いものです。
Ingredients(材料)
ここでは品質に関わる情報が記されていますが、一般的に詳細さを欠く表記が多いようです。成分表示は内容量が多い順に表記されています。「肉」とは筋肉のことで「肉副産物」とは骨・内臓・骨髄などの犬の自然食といわれる食べもののことです。副産物については原料の質が重要です。「肉粉」は肉組織を乾燥させてつくられたものです。
Feeding Guidelines(犬に食事を与える際のガイドライン)
これらの推薦はあくまでもアドバイスなので犬によって適切に調節してやることが必要です。
Nutritional Adequacy Statement(標準栄養ステートメント)
アメリカ産フードの場合には「アニマル・フィーディング・テスト」の欄を見てみましょう。レベルが「栄養のプロフィールに適合するように調合されています・・・」と書かれている場合には製造業者が「犬の試食会」からではなくラボに既存する分析結果に基づいた栄養を表示しています。
***市販のドッグフードを選択する***
世界中で販売されているドッグフードのほとんどはヨーロッパまたはアメリカで製造されています。ヨーロッパ産のフードのラベルにはフードに添加された防腐剤名が記されていますが、材料の段階における「前加工」の際に使用された防腐剤についてはほとんど触れられていません。
ヨーロッパ産のフードには「best
before(賞味期限)」の表示がありますが、その時期は商品に含まれる脂溶性ビタミンの貯蔵寿命を表している場合が一般的です。アメリカではドッグフードとそのラベルは米国飼料検査官協会(AAFCO)の規則に従って表記されています。カナダではカナダ獣医医療連合(CVMA)がドッグフード製造会社による違反を取り締まっています。
***隠れた問題***
安い値段で売られていたドッグフードの多くには亜鉛の含有量が不足している商品があったことが1980年になるまで知られていませんでした。犬が必要な栄養についての知識を欠いていると、知らない間に悪い食べものを愛犬に与えている場合があります。
大切な栄養素が生産の段階で失われてしまうこともあり、製造業者によるドッグフードの調合ミスもあります。たとえば、手作りの「ラム&ライス(子羊とライス)」にはアレルギーを起こさない犬が、市販の「ラム&ライス」にはアレルギー反応を起こすということなどです。
しかしながら、この中でも一番の隠れた問題は市販のドッグフードが未開封のまま袋の中で腐敗していることもあるということです。
***貯蔵寿命***
熱・湿気・光、そして酸素などはドッグフードを腐敗させる原因になります。この中でも脂質は最も早く腐敗を始めます。缶フードの場合だと熱消毒や密閉によって腐敗を防ぐことができますが、ドライフードの場合にはどうしても防腐剤の添加が必要になってきます。
抗酸化剤は良質の防腐剤になりビタミンCとEは人工的に生産されている場合でも一般的に「ナチュラルな・・・」と呼ばれています。BHAやBHTやエトキシキン(Ethoxyquin)などのような合成抗酸化剤も使用されています。BHAやBHTの過剰な使用は肝臓や腎臓の問題を起こすことがあります。
米国食品医療品局はドッグフードの中のエトキシキンの使用を75ppm以下にするように推奨しています。(170ppmのエトキシキンの使用が授乳中の母犬の肝臓色素レベルをあげたという実験の結果から150ppmまでの使用許可があります)合成抗酸化物はナチュラルなものより長い寿命を持っています。
腐敗したドッグフードを買わないようにするため商品の回転の早い店で購入をするようにし、なるべく製造後6ヶ月以内にドライフードを使い切るようにします。ドライフードは密閉容器に移して冷暗所で保管するようにしましょう。(NaturalDogCare/ブルース・フォーグル博士/ペットライフ社)
※私自身の意見としてはBHT・BHA・エトキシキンなどの防腐剤を使用したフードは与えず、開封後1ヶ月以内で与えきるサイズのフードの購入をおすすめします。
***ナチュラルドッグフード***
科学的に加工処理してあるにもかかわらず、「ナチュラル」を売り物にしたドッグフードを市場に出している製造業者が多くいます。犬にとって最もナチュラルな食べものは新鮮なげっ歯類の肉です。本当のナチュラルドッグフードとは合成の抗酸化体を使わず自然のものだけを原料にしたドッグフードです。世界一大きなドッグフード市場をもつアメリカでも現在のところ米国食品医薬品局による正式な「ナチュラル」と「保存剤を含まない」の定義はありません。
***生のフード***
生肉を与えて育てられた犬は加熱済みの肉を与えられて育てられた犬よりも良好な生育状態を示します。これは犬の消化器官が生肉をよりよく消化するようにできているからです。しかしながら生肉には数々の危険な雑菌が潜んでいます。どんなに清潔な環境で生産された肉であろうとサルモネラ菌が付着している可能性は否定できません。
サルモネラ菌に汚染された生肉を食べても発病しない犬もいますがサルモネラ菌保菌者になって最終的に人間に害を与えてしまうことがあります。生の川魚には条虫(裂頭条虫)が潜んでいる可能性があり危険です。犬は生の肉を非常に好みますが獣医師の意見によると犬に生肉を与えることを薦める理由はほとんどないそうです。
野生の狼にとって獲物の内臓は消化を助ける繊維質や炭水化物の源です。しかし、このような自然界の食べものは家庭のペットには適さないことがあります。飼い主は自然のエネルギー源を参考にして食事の質を向上させることができます。むしろ、犬に肉食のみの食事を与えることは厳禁です。
肉のみの食事が犬にとってふさわしいと思う人もいますが、肉はカルシウムとリンの比率のバランスを欠いています。肉だけによる栄養は深刻な骨の病気を引き起こし最終的に死に繋がることもあります。さきほども上記で述べましたが、どんなに清潔に見えても生肉・生卵・乳製品にはサルモネラ菌の潜在の可能性があります。動物性の植物は熱を通して犬に与えるようにしましょう。 |
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【栄養素の消化吸収】
栄養素はタンパク質・炭水化物・脂肪・ビタミン・ミネラルの5つに大別されます。ここでは三大栄養素であるタンパク質・炭水化物・脂肪についてまずふれます。
+タンパク質+
犬が摂取した食物中のタンパク質の消化率は80%程度です。またタンパク質を構成しているアミノ酸のうち犬の必須アミノ酸は9種(成長期には10種)であり、これらは体内では合成することができないので食餌として与えなくてはなりません。
通常市販されているドッグフードは、動物の組織・マメ類や穀物を原料として製造されているのでタンパク質やアミノ酸摂取という視点からは問題ないことになります。一般に必須アミノ酸含有量の多いドッグフードほど高価格になる傾向があります。タンパク質やアミノ酸は成長段階によって与える量(栄養要求量)が異なるのでそれぞれの成長段階にあわせて与えることが重要です。
+炭水化物+
犬の食性は肉食ですが、炭水化物の供給源となるデンプンの消化性も非常に高いといえます。しかし消化管の構造から見ると繊維に対する消化能力は低く、一方食餌メニューとしての繊維は消化管へ物理的刺激を与えて整調効果をもたらしたり、食餌の低カロリー化に利用されたりしています。
いずれにしても食餌に多量の食物繊維を組み入れることは犬の持っている本来の消化能力に適さないので避けるべきです。とくに成長期・妊娠後期・強いストレスを受けたときなどはマイナス効果が増大します。
+脂肪+
犬の食餌中の脂肪消化率は植物性・動物性脂肪いずれも90%以上です。動物性脂肪のみを食餌メニューに取り入れると必須脂肪酸の欠乏が起こります。植物性脂肪にはリノール酸・リノレイン酸・アラキドン酸の3種の脂肪酸が含まれていますが、犬の場合はこれら脂肪酸のうちリノール酸とリノレイン酸が必須脂肪酸であり、アラキドン酸は体内で合成できます。
フード中の脂肪酸について注意すべき事は空気中の酸素による脂肪の酸化(酸敗)です。酸化した脂肪を与え続けると、食欲減退・発疹・下痢などの症状がみられるようになります。植物性脂肪や魚油などは酸敗しやすいので注意しましょう。
【ペットフードに使用される主な原料と嗜好性原料】
ペットフードに使用される原料は非常に多岐にわたります。食品に使用されるものから家畜などの飼料に用いられる原料まで挙げられます。これは、一口にペットフードと言っても、非常に多様な種類の形(種類)があることと、メーカー自体が少しでも他社との差別化をしようとすることなどと関係しています。
例えば、家畜用の飼料が主に粉末状やペレットと称する小さな塊状のドライ状のものが主流であるのに対し、ペットフードはドライ・セミモイスト・ソフトドライ・ジャーキー・缶詰・レトルトパウチ詰めといった多様な種類があり、それに対応した多種類の原料が用いられます。
他社製品との差別化と言うことでは、同じ種類の製品でも、たとえばタウリンを添加したり、ニンジンを配合したり、競合品よりすぐれた嗜好性を発揮する原料を採用したり、ちょっとした工夫でも新しい原料が必要となってきます。もちろん、こういう類ではなく根本的に新しいコンセプトをもった製品を開発しようとすると、多様な原料の探索や組合せからはじめなければならないこともあります。
【原料の分類】
*ドライフード用の原料
・穀類
・糟糠(そうこう)類
・豆類および植物油粕類
・動物性飼料
・その他原料
*原料の選択・使用上払われる注意点
・所定の栄養成分が含有されていること
例えばとうもろこしの祖たんぱく質は何%以上ということが、購入に際しては納入業者との間で取り決められることが多く、この含有量が所定値を下回ると、最終的に製品として表示している成分値を下回ることになるかも知れません。
ペットフードの場合は食品以上に食品以上に表示と実際の成分含量と乖離、特に表示を下回らない(成分によっては上回らない)ように管理することを「ペット公正競争規約」で義務づけています。これは、祖たんぱくに限らず、一般栄養成分、ビタミン類、ミネラル類など原料や原料ごとに要求される特質によって異なりますが、取り決められることが多いようです。
・汚染物質(コンタミナント)の含有量が所定以下であること
汚染物質とは、例えば重金属類、残留農薬類、カビ毒などをいい、ペットの健康に重大な影響を与える懸念のあるものを言います。この管理を怠ると、ペットの健康だけでなく、場合によっては企業として甚大な損害を蒙ることもあるので特に注意が必要です。メーカーではこれらの含有量が基準値を下回るような原料を手当しなくてはなりません。
重金属では鉛・カドミウム・砒素・水銀・セレンなどの含有に注意が必要です。
残留農薬類ではDDTやドリン系などの有機塩素系の薬剤や、有機リン系のマラチオン、パラチオンなどの薬剤の残留に注意が必要です。
カビ毒はマイコトキシンと総称されます。これはアスペルギリス属、ペニシリウム属などというカビが産生するもので現在知られるだけで50種類ほどあります。この中にはアフラトキシンやボミトキシンなどに注意が必要です。アフラトキシンはとうもろこしや落花生粕などに発生しやすいカビ毒で、10種類以上に分類されます。
中毒症状はマイコトキシンの中では最強で、肝障害や肝癌を引き起こします。ボミトキシンは小麦に限らず麦類や牧草の種子に発生するカビ毒で、バッカク(麦角)とも言われ、麦角菌に汚染され、黒変してできる菌核のことです。麦角は種々のアルカロイドを含み、動物が給与されると下痢や障害を起こします。ドッグフードでも7年ほど前に米国でバッカクに汚染された麦類を使用し、犬が嘔吐と食欲不振などの症状を示し大きな問題となったことがあります。
・その他の規格にも合致すること
その他の規格としてはいろいろなことが考えられます。たとえば、嗜好性に重点を置いた原料の場合には栄養素の含量よりは犬や猫が如何に好むかが重要な規格となります。その他、生菌数や色調や香り(匂い、臭い)なども重要な規格です。 |
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【犬の栄養要求量】
犬の健康を維持しながら生活させるためには、食餌による十分な栄養素を与えることが重要であり、色々な要素を考慮して食餌メニューを作成することが大切です。犬の食餌メニューは栄養要求量に基づいて作成しますが、これは成長期・妊娠期・哺乳期などのライフサイクルにより区別します。
生命活動を行う動物が安静にしているときに必要な最小のエネルギー量を基礎代謝量と言いますが、この基礎代謝量をベースにしてそれぞれのライフサイクルに合わせた栄養要求量が求められています。しかし、同一犬種であっても、体重・性別・運動量の大小によってこのエネルギー要求量は異なってくるため、一様の基準で取り扱うのは難しいでしょう。
そのため一日あたりに必要なエネルギー要求量の許容範囲を決めて、あまり神経質にならずに食餌メニューを選定するのが一般的です。
【犬の食餌とヒトの食事の比較】
犬とヒトでは栄養要求量にはいろいろな違いがあります。
*エネルギー要求量
体重1Kgあたりを基準にした場合、1日あたりのエネルギー要求量は犬では50〜110kcal、ヒトでは35〜40kcalで、体重から見たエネルギー要求量はヒトに比べて大きく、このためヒトよりも高エネルギーの食餌が必要になりますが、高エネルギーの食餌を与えれば食餌量は少なくすみますが他の栄養素の相対的な量も多くしないと栄養素の欠乏をきたすことになります。また犬はエネルギー摂取量の自己調節が出来にくいので、高エネルギーの給与を継続すると肥満になるおそれがあります。
*たんぱく質要求量
体重1kgあたりを基準にした場合、一日あたりのたんぱく質要求量は犬では4.8gであるのに対してヒトでは1.2gで、体重から見たたんぱく質要求量を比較すると、犬はヒトの4倍ものたんぱく質が必要となります。だからといって肉類(鶏肉・畜肉)中心の食餌メニューにするとたんぱく質要求量は簡単に満たせますが、カルシウムやリンが不足したりこれらミネラル(無機質)のバランスが崩れてしまい、病気の原因にもなるので注意が必要です。
*ビタミン要求量
ビタミンのうちナイアシンは犬でもヒトでも体重あたりの要求量が同じですが、ビタミンB12(ピリドキシン)および葉酸はヒトの方が犬より高く、この2点を除いて犬のビタミン要求量はヒトよりも高く、特に脂溶性ビタミンであるビタミンE(トコフェロール)などはヒトの4.6倍が必要です。
また骨格形成などにかかわるビタミンDはヒトの3.9倍も要します。ヒトにとって必要なビタミンCは犬は体内合成できるため食餌メニューには不要であると言われています。けれどいろいろな事を考えると体内で合成されるものだけで本当に大丈夫かな?足りているのかな?って心配になりますよね。
調理方法や食材の特製にもよりますが、天然(自然)の良質な食材で酸味の強くないものを少し多めに使うようにしていますが、犬は肝臓でブドウ糖からアスコルビン酸を生成し、病気などのストレスが加わった場合には自分でビタミンCを生成してストレスに対応するようです。
現代の日本の住環境というのは、イヌにとってかなりストレスになるような環境が多いのではないかと思います。闘病中のイヌの場合などはとくに、自身で生成する力も弱まっているでしょうし、サプリメントなどの助けも必要かもしれません。ただ、犬にビタミンCを与える場合には注意が必要で、使用されずに残ったビタミンCはシュウ酸塩になり尿排泄されます。シュウ酸塩は膀胱内に結石をつくる恐れがあります。
ビタミンAの供給源としてレバー・バター・肝油などがありますが、犬はカロチンをビタミンAに転換できるためこれらを食餌メニューに加える代わりに水煮のニンジンなどを与えてもよいでしょう。
*ミネラル要求量
これらはいずれもヒトに比べて大きな要求量を示しています。特にカルシウムはヒトの22〜24倍、リンは18〜20倍、鉄などは8.8〜11倍必要となります。これらの供給には煮干し・牛乳・各種乳製品などが挙げられますが、ミネラル剤の活用も有効です。 |
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ビタミン
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作用
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不足すると起こる症状
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| ビタミンA |
視覚色素・骨形成・抵抗力 |
夜盲症・成長障害・上皮細胞退化・角化 |
| ビタミンD |
骨・歯形成・ミネラル代謝 |
クル病・骨格異常・成長障害 |
| ビタミンE |
酸化防止・抗貧血・抗不妊症・成長促進 |
生殖、授乳障害・筋ジストロフィー・胎児死亡 |
| ビタミンB1 |
抗脚気・炭水化物の代謝・抗神経炎 |
食欲減退・便秘・嘔吐・体重減少・痙攣 |
| ビタミンB2 |
成長促進・抗口角炎・舌炎・眼炎 |
皮膚炎・角膜障害・結膜炎 |
| パントテン酸 |
抗皮膚炎・被毛維持・脂肪酸代謝 |
成長低下・消化器障害 |
| ナイアシン |
抗皮膚炎・炭水化物の代謝・抗神経症 |
黒舌病・神経障害・消化器炎 |
| ピリドキシン |
たんぱく質、脂肪酸代謝・血液 |
成長低下・心機能低下・貧血症 |
| 葉酸 |
血液生成・たんぱく質代謝 |
栄養性貧血・体重減少 |
| ビオチン |
補酵素 |
皮膚炎・角化症・成長低下 |
| ビタミンB12 |
たんぱく質代謝・血液生成 |
貧血症・抵抗力低下 |
| コリン |
脂肪代謝 |
脂肪肝・成長障害 |
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ミネラル
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作用
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不足すると起こる症状
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| カルシウム |
骨および歯の主成分
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骨の損耗・骨多孔症・歯の脱落・発育障害・繁殖障害・骨折 |
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血液の凝固 |
痙攣・出血・クル病(幼犬) |
| リン |
骨・及び歯の主成分・レシチン・核たんぱく質・酵素の構成成分 |
成長遅滞・骨軟化症・食欲減退・クル病(幼犬) |
| 鉄 |
血液成分(ヘモグロビン)→酸素の運搬 |
貧血症 |
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酵素(カタラーゼ・チトクローム) |
低色素症 |
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貧血症の予防 |
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| 銅 |
酸素の構成成分・貧血症の予防・骨の発達 |
ヘモグロビン合成低下・骨折しやすい・毛艶悪化 |
| カリウム |
血液成分 |
成長遅滞・筋肉麻痺 |
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細胞成分 |
心臓・腎臓障害 |
| マグネシウム |
骨と歯・酵素に関与・体液調節 |
体重増加の低下(幼犬)・食欲不振・筋肉の弱さ・過敏症・発作 |
| 塩化ナトリウム(食塩) |
正常な生理作用に不可欠・体液中に含まれる |
成長遅滞・皮膚乾燥・被毛脱落・水分摂取減退・疲労 |
| 亜鉛 |
酵素(たんぱく質分解酵素ジペプチターゼ)の活性化他 |
成長障害・食欲不振・脱毛症・嘔吐・結膜炎・角膜炎 |
| マンガン |
酵素系・骨格形成・血液(ヘモグロビン合成) |
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| ヨウ素(ヨード) |
甲状腺腫予防 |
甲状腺肥大・骨格異常 |
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酵素系 |
貧血・被毛の不足・不活発・鈍感 |
愛玩動物飼養管理士認定委員会,愛玩動物飼養管理士<1級>教本P218,216,(社)日本愛玩動物協会(1999)より |
【犬のアレルギー】
体重の変化を調べたり、被毛の状態を観察して犬の健康状態を知ることが出来ます。これらの指標には消化器官・神経やホルモンの機能、あるいは栄養物質の供給が適切かどうかが反映されているからです。食物アレルギーの場合でも被毛の観察によって知ることが出来ることがあります。
アレルギーとは抗原抗体反応にある病的な過程のことで、抗原とは犬の体を構成している成分とは質の違った物質です。したがってこの抗原が体内に入ると体内ではこれに対抗する物質(抗体)を作りだし、時にはその反応が病的な形を取り犬の健康に不利に働く場合があります。
この抗原(アレルゲン)となる物質は食餌や呼吸から体内に取り込まれることになりますが、食品に由来するアレルゲンとしては乳・肉・卵などの他に保存料や薬品、抗生物質などがあります。また吸入アレルゲンとしては植物の花粉や室内のホコリなどがあります。
さらには犬の居住環境から見るとノミや回虫のような外部寄生虫、食器類に使われるプラスチック製品、首輪の装飾用金属、ワックスや洗浄剤などがあります。また敷物としての羊毛やナイロンなどもアレルゲンとなることがあります。なお、食中毒などについて注意を要する原因物質の主なものを下の表にまとめます。 |
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原因物質
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中毒名
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症状
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| 玉葱・長ネギ・ニラ・ニンニクなど |
ネギ中毒 |
食欲不振・ふらつき・貧血・黄疸・赤色尿・嘔吐・下痢・重傷例では死亡 |
| チョコレート・カフェイン・コーラなど |
メチルキサンチン中毒 |
嘔吐・下痢・多尿・興奮・不整脈・痙攣・重傷例では死亡 |
| 古い食品・水・死肉中の微生物 |
マイコトキシン・エンテロトキシン |
嘔吐・下痢・食欲不振・多飲多尿・鼻血・重傷例では死亡 |
| (細菌・カビ)毒素 |
エンドトキシン中毒 |
同上 |
| ビタミンAを多く含む食品 |
ビタミンA中毒 |
骨・関節の痛み・視力障害・眼球突出・脱毛 |
| ビタミンDを多く含む食品 |
ビタミンD中毒 |
跛行・食欲不振・嘔吐・多尿 |
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| 小野憲一郎ほか編,イラストで見る犬の病気p147,講談社(1996)より |
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